声優養成所のレッスン内容について

声優の養成所とは、ボイスアクターズスクールと呼ばれているように、いわば専門学校のような存在です。

スクールではプロのボイスアクターとなるためのカリキュラムが用意されています。

まず、発声のトレーニングです。

ボイスアクターは声を商売道具としますので、その声の基本が出来ていなければいけません。

腹式による発声トレーニングが終えたら、講師による本格的なレッスンが開始されます。

まず、用意された短い台本を一人ずつ読み上げていき、クラスの全員でその読み方について評価します。

そのレッスンを繰り返して、台本を読むということに慣れていきます。

台本読みが慣れた時点で、次は少人数で長い台本を読みます。

そして同じように互いを評価し、長い台本にも慣れたところでいよいよアテレコに挑戦します。

最初は短いアテレコから始め、徐々に長い台詞へ変えていきます。

そこまでのカリキュラムをクリアしますと、声優のトレーニングはほぼ完了です。

場合によっては、応用としてナレーションのトレーニングをすることがあります。